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2009-12-13

「男の物語」16話~ラストまで〈その3〉

※ドラマの結末に関する重大なネタバレと私の解釈を書いていますので、視聴中の方はご注意くださいね。

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常に冷静沈着で物事に動じない、悪く言えば人間らしい感情に乏しいとも言えるドウですが、妹ウンスのことになると、自分をコントロールできなくなってしまいます。

今思えば、唯一ドウに人間らしい感情を与えていたのがウンスだったんですよね。

そのウンスを…大切な妹を~~

意識不明な上に絶対安静のウンスを病院から連れ出すなんて正気の沙汰じゃありません。常に冷静なドウですが、ウンスのことになると、本当に見境がなくなってしまいます。

ドウは韓国で治せないなら外国に連れていけば治ると言い張りますが、こんな状態のウンスをどこに連れて行っても容体が悪化するだけだと、なぜ分からないのでしょう。

ドウはこの頃から狂気に満ちていてちょっと怖いです。車に同乗したシンと主治医を脅し続けますが、逃亡半ばにしてついにウンスが力尽きてしまいます。慌てて人工呼吸やマッサージをしますが蘇生ならず・・・(内心、え!ここで本当にウンス死んじゃうの?こんな死に方なの?と驚きました)

ウンスが死んでしまった事実を受け入れることができず、呆然とするドウ。シンもショックでしょうが、ドウの受けたショックに比べると比較になりません。

でも・・・これで終わるドウではありませんでした。
(ここからキム・ガンウssiの見せ場~って感じでしたよ)

再度逮捕されたドウは、すっかり頭がおかしくなってしまいました。ウンスの死がショックだったのでしょう。誰が何を言っても無反応になってしまいました。そうして下された精神科医の分析は、解離性同一性障害、いわゆる多重人格です。

つまり、ドウがどんなに重い罪を犯していても、裁判で精神的に問題があると判定されれば無実になることだってあり得るわけです。

これには警察もお手上げ。
刑事さんはシンを呼んで「本当かどうか見抜けるとしたら、お前だけだ」とシンを呼びよせ、ドウと対面させます。

しかし、ドウは相変わらず訳の分からないことをブツブツと言い続けるだけ。シンにもよく分かりませんでした、この時は。

でも、でも!

これが全てドウの作戦通りだったとしたら?

国の陰の権力者のためにギョンアが危ない立場にいることを知ったドウは、1枚の絵を描くことで塀の中に居ながらギョンアを助けようとしました。それでシンは分かってしまったんですねー。ドウが一刻も早く外の世界に戻ろうと画策していることを。

何も知らずにドウの世話をするギョンアを挟んで、シンに挑戦的な眼差しを向けるドウの目がそりゃ~もう印象的でしたよ。

最初からドウは、全てを諦めていなかったのです。

ウンスを失った事実はもちろんショックだったでしょうが、ネオ・モナコへの思いは消えていなかったのだと思います。父親に対する気持ちも、ギョンアへの想いも、何もかも彼のなかでは何一つ終わっていないのだと思います。

でも殺人教唆やその他の罪を背負ったままでは何もできない。だったら一番早く、罪も軽く、外界に出られる方法として精神を病んだ役を演じることを選んだのだと思います。

そして、その計画は着々と進行している・・・

捕らわれの身になりながらも、なおネオ・モナコを夢見、野望を抱くドウ。

一方、大切なものを失ってから様々な苦難を経験した末、1からやり直そうとする男、シン。
(最後、フューチャー冷凍が復活し、従業員と家族が戻ってきた姿を見た時はうるっとしました

とても対照的な結末に、最後まで面白く見ることができたドラマでした。

「男の物語」のタイトルに負けない男臭いドラマでした。好き嫌いのあるドラマかもしれませんが、興味がわいた方はぜひご覧になってくださいね!

(↑ご覧になってくださいね!って書きましたが、ここまで読んじゃったら面白くないですよね~結末どころか、私の解釈まで全部書いちゃいましたから…)

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コメント

megさん、こんばんは。

丁寧で分かりやすい感想、解釈有難うございます!

このドラマ私にはとても、難しく、でも面白く興味深く頭の中で??なことがいっぱいあるんだけどうまく表現できないんですよね・・・結局、ドウの病気は父親がつくり出したものだった?ドウが幼児人格になったシーンで父親が幼いドウに母親に薬を与えさせるよう誘導させる場面などは、自分の息子を追い込んで喜ぶ父親の姿を見るとつじつまが合うよう思えましたし、後半のアボジの姿は非常に不気味で「狂気」をかんじました!ドウの(感情がない)病気は父親が大きく影響しているのは間違いなく、ここら辺が何かすっきりしないんですよ・・・

それと、シンがドウの二重人格を装っているのに気ずきながら何故容認したのか?「俺は短気だからそんなに待てないぞ。」この意味。また戦う覚悟なのか?それとも本当に倒すべき相手(影の権力者)を倒すため手を組む?これはありえないか・・・ドウが犯した罪、シンが許せるはずないですもんね。なら何故容認したのか?この辺もすっきりしないんです~

とりとめのない文でごめんなさい。私の頭の中でもまだちゃんと整理できてなくて、でも、もやもやした事聞いてもらえて少しすっきりしました☆
時間が許せばもう一度見てみますかね~多分時間的に無理かな・・・私にもう少し理解力があれば~

今は「花男」視聴中です☆スイスイ見れてあっと言う間に12話まできました(o^-^o)漫画も読んでるし、日本版も見ていて内容は把握してるんですけどね、でも、やっぱ次々見たくなってすっかり寝不足です。
韓国版F4いいですね~♪やっぱりラブコメ大好きです!


投稿: きょん | 2009-12-15 00:11

きょんさん、深~いコメントありがとうございました。
私もかなり一生懸命あらすじを追ったつもりでしたが、まだまだ心理的な部分や父親との絡みの部分など書けていない部分が多いな~と反省。
確かに内容が少し難解で分かりにくい部分があったような気がしますよね。

ドウの病気に父親との確執が大きく影響していることは間違いないと思います。
最終回を見ていて、私はドウだけでなく、父親もある意味病気だったのでは?と思ってしまいました。お互いが悪いほうに影響しあってお互いを嫌悪し病気を作ってしまったのでは…と。父親が自分が一代で築いた会社に固執するあたりは、私も狂気を感じましたよ。きっと死ぬ直前まで父親は諦めないのだと思いました。

ドウの二重人格をシンが黙認した件ですが、もしシンが「ドウは二重人格を装っているだけで本当は正常だ」と言っても意味がないのかな?と思いました。
結局シンがどう言っても判断するのは精神科医であってシンには止められなかったのではないかと思いました。
シンはドウを叩きのめすのが目的でしたよね。今は一時的にシンが勝利している(ドウは塀の中)状態ですが、ドウがネオモナコを諦めない限り、二人の戦いは終わらない。ドウが改心しない限り…。
だから、どんな手を使っても早く塀の外に出ようとするドウに「長くは待てないぞ」というセリフを言ったのでは…?どっちみちいずれは出所しますから。それが精神病で早く出るか、きちんと罪を償って出てくるかの違いだけです。
シンは、まだ二人の戦いが終わっていないことをドウの挑戦的な眼差しとギョンアへのキスから読み取ったのだと思いました。(でもこの辺は私もよく分かっていませんよ~難しいですよね~)

現在は「花男」ですか。あっと言う間に12話…よく分かります。韓ドラって日ドラよりも続きが気になる作り方が上手い気がします。だから止まらない~これからはちょっと切ない展開になっていきますね。楽しんでくださいね~♪私ももう一度見たいわ~

投稿: 管理人 | 2009-12-16 06:39

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