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2012-05-05

宮部みゆきさんの「理由」がドラマになるって~

先日、宮部みゆきさんの小説が好きだと書いたと思うのですが、明後日からTBSで4週連続でドラマが放送されるそうです。

その第1弾が5月7日。「理由」です。

この「理由」というドラマ、10年以上前に初めて読みましたが、「火車」と違って何度も読めるものではありませんでした。

とにかくすごい小説なんです。
面白いのは言うまでもないですが、怖い!
私は夜に読んでいたのですが、あまりに怖くて眠れなくなってしまったほどです。

殺人事件がベースになっていて謎がいっぱいの話なのですが、そういう意味での怖さではないんです。

明後日放送されるドラマでは主人公が刑事さんになっていて、事件を解決していくというストーリー展開になっているようですね。原作とはまったく違う手法です。

実は原作の小説には主人公がいません。
主人公のいない小説って何?って思われるかもしれませんが、それこそがこの小説の醍醐味と言えると思います。

ある殺人事件が起こるのですが、ストーリーを引っ張っていくのは事件の関係者の証言。

殺人事件という核が中心にあって、それを取り巻く人物と彼らの証言をもとに事件が少しずつ紐解かれていきます。

想像できるでしょうか?
事件を中心に何層にも円があって、大きい円上にある証言からだんだんと小さな円に向かって証言が核心に近づいていくんです。放射線状に関係者がいるイメージです。

読み進めるうちにだんだんと心理的に圧迫されていく感じが何とも怖くて、得体の知れない殺人事件の真相と全容が徐々に浮かび上がっていくその手法に恐怖を覚えました。

この小説はドラマにできないだろうと思っていましたが、ドラマに…なるんですね~
でも、主人公がいるというのがちょっと残念かも…この小説の醍醐味は主人公がいないことにあると思っていたのにな~なんて。

でも、ちょっと嬉しかったことが。

ドラマで主人公の刑事を演じるのが寺尾聰さんということです。

なぜなら、以前紹介した「火車」で、私が勝手にキャスティングしていた刑事が寺尾さんだったからです。何という偶然!

ちょっと足が悪くて、傘を杖代わりに歩く刑事の役に、私は寺尾さんを重ねて想像しながら読んでいたんです。
(ちなみに調査を依頼してきた親戚の彼は、私の中では袴田吉彦さんでした^^;)

ドラマは違いますが、宮部さんの作品のイメージから想像する刑事の役ってことで同じキャスティングをしていたのが嬉しかった私です。

とりあえず「理由」は見たいと思います。
あの本がどんな風に映像になっているかが気になります。

素敵に仕上がってくれてるといいな~。

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